こんにちは! はじめまして。いろ葉(は)の戸田です。

いきなり「いろ葉」と言いましても、何じゃそれ?と思われていることでしょう。豊中駅の近く(歩いてだいたい5分くらい)に新しくオープンしたパン工房( 食パン専門店)です。

今日は、なんとか当店の食パンのおいしさを伝えたいと思います。でも、超おいしい、とか、こだわりとか、言えば言うほどなんかウソっぽく思われるような気がしています。どうしたものか… … 。
「もうだまされないわ!」みたいに思われないかな。どう伝えたらいいか悩んでいます。

ですので、1月にパン工房をオープンしてから起こったことを正直にお話します。ある日、お客様が「食事に時間がかかって手が取られていた子供がおたくの食パンは喜んで食べている」といううれしいことを教えてくださいました。もう、本当に飛び上がるほどうれしくて、会社をいくつか経営している食通の人に「ウチの食パンは子供がとても喜んで食べてくれているパンなんです!」と説明したところ、「子供なんて甘ければ何でも食べるでしょ?それじゃあなたの食パンのおいしさが伝わらないでしょ(ボクは食べたことないけど)」と言われました。… …たしかに。

また、あるご家庭の高校生の娘さんが一口食べるなり「これからは毎日このパンがいい」とおっしゃったとのこと。食パンにはものすごくこだわってきたご家庭らしく、「何の説明もしていないのに、すぐにこれがいいって。驚きました」とお母さん。それを聞いて、例の人にそのことを伝えると「高校生の評価なんて、舌が肥えてないから当てにならないよ( ボクは食べたことないけど)」と皮肉を言われました。もう、腹立つ!と思いましたが、それじゃあその人にパンを送って食べてもらおうと思って電話しました。そうすると「忙しいんだよ。東京出張中だから、ここに送って」といちいちもったいぶってカッコつけようとします。

でも、言われたとおり送ったところ、次の日にその人は「そのパンは390円は安いから500円くらいにした方がいい!ボクが言うんだから間違いない!」と連絡してきました。食べたらようやく認めてくれました(500円にはしませんので安心してください)。おいしさを伝えるのって、難しい
ですね。

今はお店をオープンしたばかりで、余裕もまったくありません。

それでもおかげさまで、すでに熱いリピーターさんが増えてきています。食パンの味だけは自信を持てつつありますが、商売もわからず不安だらけです。胃も痛くなります。でも、なんとかこれからもおいしさを伝える努力をしたいと思っています。ですが、それ以上に、今のおいしさと品質を守っていくことに力を入れないといけないと思っています。

予定よりもオープン日が遅れましたが、せっかくなら今までにないおいしいものを、と思って食パン作りにお金と時間をかけました。そして、ついに出来上がった絶妙な味の食パン。今までの延長線上にはなかった工夫の結果、生まれた食パンなのです。もう飽きるほど試作しまくりました。

「秘伝のレシピで作りました、とか適当に言えば?」というアドバイスをくれる人もいましたが、そんなものはありませんし、正直でありたいと思っています。とにかくもう、なんか、いい感じの絶妙な味の食パンです。自称パンマニアの人も今まで食べたうち余裕で5 本の指には入る、と誉めてくれています。
それでも気に入っていただけるかどうかは人それぞれです。なんとか、一度お召し上がりいただければ、一度チャンスをいただければと、と切に願っています。こんがりトースターで温めていただけたら、よりおいしさが伝わります。

今日も、スタッフみんなでベストを尽くして食パンを作ってお待ちしていますので、お店がなくならないうちに来ていただければと思います( なくならないように頑張りますが!)。当店のかわいい食パンが豊中のみなさんにずっとかわいがってもらえる食パンになってくれればと思っています。
そして、みなさんが笑顔で食卓を囲んでいただいたり、このパンがちょっとした楽しみになるように、少しでもお役に立てればと思っています。